お口の細菌がもとで 誤嚥性肺炎 に
過去の震災では、オーラルケアができなかったことで、お口の中の衛生状態が悪くなり、体調を崩された方が多かったと聞きます。
口腔内にはたくさんの細菌がいて、歯をみがかないと、この細菌は増えていきます。
高齢者の場合、免疫能が低下しているところに、口腔内の細菌を多く含んだ唾液が気管や肺に入りこむことで、肺に炎症が起こってしまう 「 誤嚥性肺炎 」 を引き起こすこともあります。

全身の健康にもかかわる、お口の状態
オーラルケアにより口腔内を清潔に保つことは、全身の健康を保つためにも大切です。
また、いつものアイテムがそばにあるだけでも、慣れない環境では心がやすまると聞きます。
これを機に、いつもお使いの歯ブラシ(家族分)や歯みがき剤、歯間ブラシ、フロスに加え、水が手に入りにくい場合に活躍する液体歯みがきや洗口液も、ぜひ防災グッズに加えてはいかがでしょうか?
